◆ なぜ「最初の一歩」はこんなにも重たいのか「やらなきゃ」と思っているのに
やらなきゃいけないってわかっているのに、動けないことってありませんか?
時間だけが過ぎて、気づけば何もできなかった自分に落ち込んでしまう。
そんな経験、きっとあなたにもあるのではないでしょうか。
私自身、やるべきことが目の前にあるのに、何時間もスマホを見てしまったり、SNSで意味なく時間を溶かしてしまったり。。。
「今日こそは動こう」と決めたのに、結局また何もできなかった。
そんな自分を責めて、さらに気持ちが沈んでいく——そんな日々を何度も繰り返してきました。
でもあるとき、ふと気づいたことがあります
それは「最初の一歩が、いちばん重たい」ということです。
具体例で話すと
例えば、筋トレ。
一番重い重量を持ち上げるとき、1回目が一番辛くないですか。
身体が温まっていない状態では、筋肉も動きにくく、負荷をダイレクトに感じてしまいます。
でも、2回目、3回目になると不思議と少しずつ持ち上がるようになるんです。
これは、日常生活でも同じです。
朝起きて「よし、仕事に行こう」と立ち上がる瞬間。
運動をしようと決めて、ウェアに着替え始めるあの一歩目。
どれも前にやっていた行動とは別の動きを始めるため、実際に動き始める時が一番つらく感じるものです。
・寝ていた→出勤の準備
・ソファに座って休んでいた→運動する準備
車も同じ
車も停止した状態から走り出すときに、もっとも多くのエネルギーを必要とします。
でも、一度動き出してしまえば、あとは少ない力でスムーズに進んでいくことができる。
◆ 小さな一歩でいい。あなたのペースで始めよう
つまり、何かを始めるときにしんどく感じるのは、ごく自然なことであり、
あなたが誰かと比べて特別に怠けているわけではありません。
今の場所から一歩踏み出すのには、それだけ大きなエネルギーがいるというだけ。
そしてそれは、誰にとっても同じことです。
だから、まずは「動けない自分」を責めないでほしい。
その一歩が重たいのは、あなたが弱いからじゃない。
ただ“まだエンジンがかかっていないだけ”なんです。
それから、やるべきことを初めから完璧にこなそうとしなくてもいい。
・5分だけ机に向かう。
・1行だけメモを書く。
・散歩がてら外に出る。
そんな小さなことで構わないんです。
大切なのは、「少しでも動いた」という事実です。
小さな一歩は、必ず次の一歩を呼びます。
◆ 行動の第一歩は、本当に小さなものから
最後に要点をまとめます。
こんな感じです。
何か新しいことを始めるのって本当に大変ですよね。
なので、本当に小さいことから始めれば大丈夫です。
小さな行動の積み重ねが、自分への自信と大きな目標の達成に繋がります。
やろうかなって思ったら、ほんの少しでいいから動き始めてみましょう。
あなたの中のエンジンを、ゆっくりと動かしていきましょう。
重たい一歩の先には、きっと想像以上に軽やかな自分が待っているはずです。
おわり。
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